2011年05月28日

ロンドンでの就職活動報告:その4・オーストラリア編

ドバイのデザイナーからほぼ採用内定な返信をもらったけれども、相変わらず就職活動は継続中。
と、いうのもドバイは就職できる機会はあるものの、給料が安い。日系(または欧州系)企業でなく現地企業に雇われる場合は「インド・パキスタン人並み」な給料になってしまうとか。前述のリトアニア人デザイナーの所でも、明示された給料は住居・交通費別でUS$1,100(約9万円)だし・・・。

なので、なぜか忘れていたオーストラリア・ニュージーランドでもパターンの仕事が出来るところを探し始めました。AUSでの呼び名はpattern maker。
シドニーでワーホリ滞在し、パタンナーをしていた経験のある友人の話によると、オーストラリアは労働の出来るビザ=ビジネスビザを取るのは難しくないらしいし、給料もいい(と、いうかイギリスが安い)。そして探せば結構な数のブランドがあり、日本人デザイナーも多く活動していることを知る。
とりあえず、例によって手当たり次第に履歴書(こっちではアメリカ風にresumeと呼ぶ)を送る。

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2011年05月27日

ロンドンでの就職活動報告:その3・ドバイ編

その後も今まで同様ネットを使って求人情報を探し、イギリスが無理ならそれ以外のヨーロッパ近隣国ではどうか、などと探しているうち、ある日ふとアラブ首長国連邦のドバイでパタンナーを募集しているのを発見。何より私が引きつけられたのは、
待遇として
「Good salary + accommodation + visa + air ticket」
と書いてあった一文。
なんかこの一行を見て、バブル期の日本の就活みたい、と思った(実際には私はバブル期に就活していませんが、面接に来た学生に昼食はもちろん新幹線代に日当まで出していた企業も多かったとか)。
見つけた時点で2ヶ月以上前に出ていた求人だったため、もう遅いかも・・・いやビザに航空券まで出すくらい勢いのある会社なら、もう1人くらい雇ってくれるんじゃないのなどなど、いろいろ妄想しつつドバイ情報を調べる。
中東の新興国・アラブ首長国連邦の首都ドバイは外国人率が高く、英語が準標準語状態であること、労働力を外国人に頼っているためビザの手続きも簡単なこと、などなど。この求人以外にも応募。

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ロンドンでの就職活動報告:その2・ロンドン南部の会社にて実技試験

3月中旬、ある会社からメール。数打ちゃ当たるが当たったか。
これは求人サイトを通じて送ったCVに対して来たもので、Tier2のビザにもちゃんと言及があり、私は求めている人材としては適していると思われるけれども、ビザ問題もありフルタイムで雇えるかどうか思案中、とのこと。が、追伸としてその送り主=Managing Directorの奥様は日本人であること、ほかに3人ばかり日本人スタッフも居ると書いてある。
添付されたリンクから会社のHPを見ると、結構な老舗で大きな会社であること、メンズ・レディースのオートクチュール(注文服)から子供服まで扱っていることなど書いてある。わくわくしてきた。
とりあえず面接だけでも!とお願いし、3日後に面接の約束をとりつけた。長く就職活動してる気がするけど、よく考えたら英語面接って、インターンシップで行ったスタジオ以来だ・・・。
でも、もし駄目だったとしても英語面接の経験値として捉えればいいし、他にもこんな風に連絡くれる会社があるかも知れないっていう励みになる。

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Londonでの就職活動報告

早いもので、ロンドンでの生活も残り数日となりました。
昨年10月にロンドンへ来て以来、ずっとCV(Curriculum Vitae=履歴書)を送るなどしていた就職活動は、数週間前にようやく終わりを告げました。
と、いうのもオーストラリアで就職先が見つかったからです。ビザの申請などはまだこれからだけれども、もしビジネスビザ(外国人労働者のための就労ビザ)が取れなくても、学生ビザを取ってオーストラリアへは行くつもりにしています。

さて、これから数回に渡って、私のロンドンでの就職活動について書こうと思います。
就活といっても実際に試験を受けたりしたのは1回のみ、あとは求人情報を探して、ひたすらネットの海をむなしく泳ぎ回っていただけですが。
長くて退屈かもしれない記事ですけど、まあこんな話を聞く機会もあまりないのではないかと。あとは自分の覚え書きとして。

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2010年12月21日

インターンシップ終了

事後報告になりますが、12月18日で例のインターンシップでのパタンナーアルバイトを辞めました。
理由は、体力的、時間的にしんどくなってきたから。
週に3〜5日、学校が終わった後15時にスタジオに入り、だいたい19時から20時まで立ち仕事っていうか中腰で作業。仕事が片付かない時には21時までかかっても終わらせなければ帰らせてもらえなかったり、平日に都合で1日休ませてくれと言うと「じゃ、土曜日に来てほしい」と言われたり。
授業の復習をする時間も気力もなく、持病の腰痛も悪化するし、こんなに働いても交通費しか出ないという状況に精神的にもつらくなり、後半はスタジオに行くのが苦痛でした。楽しかった気がしたのは最初のうちだけでした。

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2010年11月06日

インターンシップでメンズのパターン

どうにか追い出されず最初の週が終わりました。のでご報告。

初日の月曜日は、裁縫+パターン道具、テキスト等を持って行ったにも関わらず、デザイナーと一緒に、ボタン類の買い出し+クリーニング屋にプレスで出していた作品の受け取り等に走り回って終わり、汗だくでスタジオに帰り着いて私がしたことといえばジャケットのボタンを付け替えることと、ブランドマークのステッカーを切り抜いてハンガーに貼り付け、針金ハンガーと交換する、それだけ。

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2010年10月31日

イギリスブランドのスタジオでインターンシップ

なんと、とあるイギリスのブランドの小さなスタジオで働けることになりました!
と、いってもインターンシップ(学生の就業体験)扱いなので無給ですが、英語+こちらでのパタンナーの仕事を勉強できる機会をもらえたので頑張ります!とても嬉しいです。

始まりはしばらく前のこと。
こちらに来て数週間が経ち、生活にもある程度慣れ、授業もだいたい様子がつかめました。が、かといって学校が終わった後は、相変わらず1人でぶらぶら時間をつぶすか授業の復習をするか程度の生活で、なかなか会話力を訓練する機会がないなあと思いつつ、アルバイトを始める気力もないままでいました。

そんなある日、イギリスに住む日本人向けの情報サイトで、このブランドのインターンシップ求人広告を見つけました。
最初は、バイト代が出ないなんて・・・と思って素通りしていたのですが、数週間経ってふと考え直すと、英語の勉強にもなるしイギリスでのファッションブランドの仕事ぶりを勉強できるいいチャンスなのではないか、日本食レストランでアルバイトするよりは私にとって良いのではないかと思い、応募のメールを送りました。

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2010年09月13日

ベスト作成

退社前、会社で廃棄処分にする予定の残布をもらってきていたので、それでベストを作りました。暇に任せて楽しく作っていると、合計3枚ものベストが完成。
ずっとベストが欲しかったんです。街中で、ベストを着てる(主に)男性を見ると「あーいいなぁ。私も欲しい!」と常々思ってました。

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2010年09月09日

ジャケット講習会 08回目「袖」09回目「まとめ」

袖の写真がなかったので、一気に完成まで端折ります。

袖は内袖側(ボタン明きがない方)の縫い目をまず縫います。が、その前にくせ取りをします。
くせ取りとは布の地の目を、アイロンの熱+蒸気+圧力で操作し立体的にすることを言います。ここでのくせ取りは、もともと逆カーブを描いている接ぎ線を、アイロン操作で同じカーブになるように袖を立体的にする作業です。
写真がないのでうまく説明できませんが、くせ取りすることでパーツが立体的になり、着た時きれいに仕上がります。
縫製して筒の形になった後もアイロンでさらにくせ取りします。

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2010年09月05日

ジャケット講習会 06回目「後身頃」 07回目「衿」

後身頃の、作成中の写真が全くなかったので、簡単に。
背中心を縫い、衿ぐりにスレキの芯を据えます。
ベンツには毛芯を当てて形作り、ここで身頃の裾を上げてしまいます。
脇身頃との接ぎを縫い、アイロン、裏地の裾をまつりつけます。
次に肩線を縫います。肩は、後ろ側にイセが1.0〜1.3cm入っている(後ろの肩線の方が1.0〜1.3cm長くなっていて、その分をアイロンでいせこむことによって後ろに肩胛骨のふくらみを作る)ため、縫製が難しい箇所です。
アイロンして生地をイセて(収縮させる)、しつけしてさらにアイロン、ボディに着せてみてチェック、良ければミシン。
肩が縫われたことでようやく服の形をしてくるので、作業が終盤にさしかかってきたことが実感できます。

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2010年09月02日

ジャケット講習会 05回目「ラペル」

見返しを作って前身頃と合体させます。事前に、見返しには内ポケットを作っておきます。
本来、右利きなら左胸の内側に内ポケットがつくのですが、左身頃には表にも胸ポケットがあるためバランスのことを考えて右側に作りました。この講習会が始まる前、メンズのジャケットをいろいろリサーチしたのですが、内ポケットだけで5つくらいついていたりして、メンズはいっぱいポケット作れていいなあとか思ってしまいました。
婦人物だとどうしても胸幅がせまいため、すぐ袖ぐりとぶつかってしまい、胸ポケットも小さい物しか作れず、見返し(内側)も面積が限られているため既製服では内ポケットはないものも多いと思います。ま、女性の場合はポケットといっても、どちらかというと実用よりはほとんど飾り(デザイン)ですけどね。
jk inside2.JPG
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2010年05月22日

日暮里繊維街

洋服好き、手作り好き御用達の街・日暮里。実は今日初めて行きました。
先日作ったブラウスが、あちこち満足行かない出来だったので、もう一度作ろうと生地を求めに行ってきました。
事前に日暮里繊維街のサイトなど見て下調べし、山手線の日暮里駅に降り立ったのは午後2時半過ぎ。
ここは、かつて柏のUKロックカフェに毎月通っていた頃に利用していましたが、このどうしようもなく古びた感じは相変わらずで・・・。
一部は新しくきれいになってるのだけど、この南口は、実家の近くの寂れた無人駅を連想してしまうような、塗装が剥げてサビサビの鉄柵、黒くなってしまったコンクリート、申し訳程度に設置されている自動販売機・・・。

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2010年05月06日

Busman's holiday(ブラウス作り)

仕事と同じことをして過ごす休日のことを「Busman's holiday」と言うそうですが(ケンブリッジ君に言われた)、この連休に、ものすごく久しぶりに自分の服を作りました。
と、言ってもブラウス1枚ですが。専門学校の卒業制作(2006年2月)以来だな、多分。

ずっと前からブラウスが作りたくて、生地だけは昨年秋頃に買っていたのですが、なかなか製図(パターン)にかかれず、ジャケット研修もあって何かと忙しかったし放置してました。
で、無事ジャケットも完成し、いつもGWは予定を入れずのんびりして過ごすので、じゃブラウス作るかなと取りかかったわけです。
日曜日の英会話レッスンで「GWはブラウス作る」って宣言しちゃったからってのもあるかも。帰宅して早速取りかかりました。

では、写真付きで「ブラウスが出来るまで」。

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2010年04月19日

ジャケット講習会 04回目「芯据え」

実際のジャケットは、先週最後の講習会が終わり、無事完成しました!
後はボタンホールを開けてボタンを付け、仕上げアイロンで整えるだけです。
いやー、開放感・・・というより燃え尽き症候群みたいになってます。

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2010年01月31日

ジャケット講習会 03回目「前身頃」

かなり長い間更新をサボってしまったジャケット講習会記事。
もう現在では身頃ができあがって衿と袖を付ける手前まで進んでいますが、ブログはやっと身頃・・・。すみません。

さて、3回目。いよいよジャケット本体を縫っていきます。
まずは前身頃のダーツを縫い、その後前身頃と脇身頃を接ぎ合わせ、そこに両玉縁フラップポケットを作ります。

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2009年11月18日

ジャケット講習会 02回目「毛芯」

毛芯とは、文字通り毛で出来た芯です。
今回使う毛芯は2種類。
ウールで出来た薄手のものと、馬の尻尾(の毛)が原料の”バス芯”と呼ばれる厚手のしっかりしたもの。
英語ではどうやらcanvasと呼ばれているようですが、その方がイメージしやすいかも。まさにキャンバスのように厚くて固くてガシガシした、”毛”そのものを織り上げたような、目の粗い織物です。
出来合いの毛芯もありますが、今回はもちろん個人の体型に合わせた毛芯用のパターンも作成し、それぞれ裁断、縫製します。

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2009年10月18日

ジャケット講習会 01回目「裁断」

いよいよ裁断です。
表地、裏地(本体裏地+袖裏)の他、毛芯、スレキ、芯地、カラークロスを裁断します。
bodice.JPG・身頃表地

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2009年09月24日

ジャケット講習会 00回目「仮縫い」

久方ぶりのパタンナー日記です。ご無沙汰してます。
映画見て、ライヴや旅行に行ってるばかりじゃなく、ちゃんと仕事もしてますよ☆なーんて。

今年、うちのグループ会社が主催するジャケット講習会に初めて参加することにしました。やっと参加の対象者(経験年数3年以上)になれたからです。月に1〜2回の講習・作業を経て、来年3月には、総毛芯仕立てのメンズっぽい縫製によるジャケットが仕上がる予定です。

出勤日とは別に、土日利用で作るため「休日が潰れる」ともっぱらの噂ですが、これも自分のスキルアップのためと決意。
他の、服飾関係の専門学校が主催するこの手の研修などに参加すると、数十万円と参加費用がかかったり、あるいはオーダーメイドでジャケットを仕立ててもらうとなると、それもまた何万円もかかると思いますが、この講習会ではメンズ用の高級生地を使用しながらもほぼ材料費のみで、自分サイズのジャケットを作ることができます。ま、どの程度の仕上がりになるかは、作る人(私)の腕次第ですが・・・。

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2008年04月19日

パタンナー技術試験

私の会社では、会社独自の制度として経験2年以上のパタンナーは技術試験を受けることが義務づけられています。
試験の目的は本人の技術向上のため。試験に合格すると、月々の給与に技術手当が加算されます。
試験の内容(課題)は経験年数毎に違います。スカートに始まり、ブラウス、ジャケットと難しくなり、一番上の級だと自社の縫製工場に短期合宿状態で行かされ、ジャケットを1着完成させなければならないようです。

さて今年初めて該当者になり、一番下の級を受けることになった私。今年の課題はプリーツスカート。年によってはデザイン性の高いものが出題されたりするようなので、今年は簡単な方かな。
試験は課題をトワルで組み、展開パターンを提出するところまで。
事前に級毎に説明会があり、そこで組み上がった課題のトワルを見られるし説明もしてもらえるので、落ち着いて取り組めば別段難しいものではありません。

試験は○月○日の何時〜とかいうのではなく、決められた日に試験問題を受け取り、その後1週間程度と設定されている期限内に完成させて提出する、というもの。なのでトワルは気の済むまで組み直すことも可能です。

私は初めてなので少々緊張しつつ、トワルの縦緯地の目をしっかり通すのが苦手なのと、あとピンを打つときトワルをすくいすぎる(5mm以上すくうと減点になるらしい)傾向があるので、そのあたりに気を付けて組み立て、期限内に提出しました。

結果は後日。まあ大丈夫かなと思っていますが。何だか学生時代の試験を思い出したひとときでした。
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2007年09月04日

'08 S/S 東京コレクション

例によって、東京コレクションのお手伝い(お客様の誘導をする会場係)に行ってきました。
夕方、YUMA KOSHINOのショーが行われる原宿クエストホールへ。今回は18時と19時半の両方のショーでスタッフをしました。


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posted by miyuki at 21:03| Comment(0) | TrackBack(1) | PATTERN CUTTING | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする