2016年11月21日

映画『Nocturnal Animals』

映画『Nocturnal Animals』を観ました。

ファッションデザイナー、トム・フォードの長編監督第二作目。Austin Wrightの1993年の小説『Tony and Susan (邦題:ミステリ原稿)』を基にしたスリリングなドラマ作品。

トム・フォードの監督1作目『シングルマン』が良かったので、今作も是非見たいと思っていました。
出演はJake Gyllenhaal、Amy Adams、Michael Shannon他。

ギャラリーのオーナーを務めるスーザンのもとに、20年前に別れた元夫エドワードから、ある日突然小説の原稿が送られてくる。”スーザンに捧ぐ”とされたその小説『Nocturnal Animals』にはメモが添えらられ、スーザンの感想と、ひいては再び会えることを期待している旨が書かれていた。
原稿を読むことにしたスーザンは、すぐにこの物語がエドワード自身を投影した話であることに気付く。原稿を読み進めるうち、スーザンは次第に小説の中の世界に入り込んでゆく・・・。



感想。

いやー、最初から最後まで、暗く重苦しいトーンで貫かれた映画でした。スリラーとしてはとてもよく出来た映画だと思いますが、その分見ている側は息詰まるような2時間を過ごさねばならなかった感じ。

映画はスーザンが小説を読み始めたところから2パートに分かれ、小説の中の世界と現実の世界とが並行して描かれます。スーザンが現実の世界でも、小説の世界観にとらわれていく様子が見ていてハラハラさせられました。
小説『Nocturnal Animals』は、ロードトリップに出かけた家族が通りすがりのワルに乱暴され、妻と娘を殺された父親が犯人を探し出して・・・というバイオレンスで、ここでの父親役のジェイク・ギレンホールは恐怖、焦燥、憤怒、そして悲しみと、様々な感情を溢れさせていてとても良かったです。後半は目が離せません。

途中、スーザンとエドワードの結婚生活が終わる場面も描かれ、そこでエドワードが言った言葉がエンディングに繋がっている、と私は思いました。
このエンディングの場面もとても悲しく切なかったです。
悲しい後味は、何となく『シングルマン』を彷彿とさせる感じかも。3年ほど前にDVDを買って見たのですが、悲しい映画だったので1回きりしか見てません。今もう1回見ると、また違うかも。

DENDY CINEMASにて11:00の回で鑑賞。
posted by miyuki at 19:10| Comment(0) | FILMS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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