2016年02月13日

映画『The Danish Girl』

映画『The Danish Girl』を観ました。
1920年代のデンマーク、コペンハーゲン。肖像画家のゲルダは、夫で風景画家のエイナルに女性モデルの代役になってくれるよう頼む。ストッキングを履き、女性のようにポーズをとることで、エイナルは自分は女性として生まれるはずだったのだと自覚する。
女性としての人格にリリーという名前を付けたエイナルは、次第にリリーとして生活することが多くなる。当初は協力的だったゲルダだが、いつしか愛した夫が失われていくことに気付く・・・。

世界で初めて性別適合手術を受けたデンマーク人を題材にした、同名小説を下敷きにした映画。
出演はEddie Redmayne、Alicia Vikander、Matthias Schoenaerts、Ben Whishaw他



感想。
『The Theory of Everything(博士と彼女のセオリー)』でアカデミー賞主演男優賞受賞のエディ・レドメイン。初めて観ましたが、とても繊細なリリー/エイナルにぴったり。

でも私はゲルダ(アリシア・ヴィキャンデル)の立場で観てました。
夫に化粧をし、ウィッグにドレスに、靴を選んで女装させて連れ出す”ゲーム”をしている最中は、無邪気な少女のようなのだけど、次第に夫がリリーの人格に奪われていくのを目の当たりにする。結婚して6年も共に生活してきたのに、愛する夫が女性になり、他の男性と楽しそうに歩いているところを見なければならないなんて、悲しすぎる。

中盤から、エイナルの子供時代の友人、ハンス(マティアス・ショーンアーツ。英語の発音だと彼のラストネームは多分こういう感じかな)が現れます。
もがく2人をさらにかきまわしているかのように見えましたが、そうではなくて最終的にはゲルダとリリーを精神的に助けて支えていたんだな、と。
細くて華奢なリリー/エイナルに比べてがっちりとして長身。包容力、という言葉が自然に浮かんできました。
マティアス・ショーンアーツ、私は2009年に『ロフト』で見ているはずなのだけど、あまり覚えていない・・・。
そして今回のハンス役では、ロシアのプーチン大統領に見えて仕方なかった・・・。

パタンナーとしては、衣装が素晴らしくて視覚的にとても楽しませてもらえました。特に画廊の紳士をはじめとして、男性が、衿の高いシャツをきっちり着て、ネクタイを締め、ネクタイピンを付け、ベストにジャケット+帽子という格好をしているのが、温暖な気候+カジュアルライフのシドニーに居る身としてはとても素敵に映りました。序盤、ゲルダが室内着としてキモノドレスを着てるのも見逃しませんでしたよv
でも、映画としては悲しい物語でした。

DENDY CINEMASにて10:45の回で鑑賞。
日本では邦題『リリーのすべて』で2016年3月18日よりTOHOシネマズ新宿他にて公開予定。
posted by miyuki at 18:05| Comment(0) | FILMS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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