2015年12月19日

映画『Youth』

映画『Youth』を観ました。
引退した音楽家のフレド(マイケル・ケイン)は親友のミック(ハーヴェイ・カイテル)とスイスアルプスの保養地で休暇を楽しんでいた。
ミックはいまだ現役の映画監督で、現在製作中の映画を最後にして最高傑作にするべく意気込んでいる。
一方フレドは再び指揮を執るつもりはなく、保養地までやってきたエリザベス女王の使者に、フィリップ殿下の誕生日コンサートでフレドに指揮をとってほしいと頼まれるが、”個人的な理由”でフレドは頑なに断る。
ミックとフレドは息子と娘が結婚している親戚同士でもあるのだが、ミックの息子は若いアイドル歌手と浮気して離婚してしまい、フレドの娘レナ(レイチェル・ワイズ)はミックとフレドの滞在する保養地へやってくる。
静かな保養地で起こる小さな出来事が、2人の老人が昔を懐かしみ、歩んできた人生を振り返る日々に小さなさざ波をたててゆく・・・。

私が密かに(?)好きなポール・ダノ含めて俳優陣がいいのと、レビューを見て良さそうだったので見てきました。



感想。
映像はきれいで、主要な俳優たちはとても良かったのだけど、ちょっと筋のぼやけたファンタジーっぽい要素もあって、一言では表現しづらい映画・・・。
なにせホテルの従業員や宿泊客含めて登場人物が多く、その分あっちへこっちへと場面が切り替わり、本筋ではないエピソードの類が散見しすぎて、(私の場合英語の壁もあるだろうけど)意味不明だったり無駄に見えたし、何より本題が弱く見えた。
”本題”は、老人2人がこれまでの人生を振り返る、的なところで、もっと英語が分かれば、彼らの軽妙で洒落やら皮肉やらの効いた会話が楽しめただろうになあとは思う。

原題はイタリア語で『La giovinezza』(邦題『ラ・ジョヴィネッツァ』)、意味はyouth(青年時代・若さ)。
年を取って積み重ねてきた年月が長くなると、いいこともあれば悪いことも起こるし、時には過去を懐かしみたくもなる。薄れていく思い出もあれば、決して消え去らない記憶もある。
でもそれも人生。辛くて悲しいことがあっても、償えないようなことが起こっても、前を向いてまた歩いていくしかない。・・・そんな映画でした。

DENDY CINEMASにて16:20の回で鑑賞。
posted by miyuki at 06:48| Comment(0) | FILMS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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