2015年12月07日

映画『99 Homes』

クリーナー仕事のキャンセルのため思いがけず1日休みになったので、映画『99 Homes』を観に行きました。

シングルファーザーで大工のデニスは、一人息子コナーとデニスの母で美容師のリンと暮らしていたが、つい先日無職になってしまった。
そこへ不動産ブローカーのリック・カーヴァー一行がやってきて、家が差し押さえられたと立ち退きを迫られ、一家はモーテルへ移ることを余儀なくされる。
しかし、偶然の成り行きから、デニスはリフォーム仕事の担い手としてカーヴァーに雇われ、やがて彼のアシスタントとして、持ち主から家を取り上げる仕事をするようになる。見返りとして高額の給与を受け取り、息子や母に仕事のことを言い出せないまま、思い出の家を買い戻そうとするデニスだったが・・・。

主演のアンドリュー・ガーフィールドが好きなのと、話が面白そうだったので観たいと思っていた映画。
おなじみDENDY CINEMASの月曜日限定オファー”Member Mondays”というお得な会員割引(学生メンバーは$6=約550円)で観ることができました。



感想。
アメリカ英語だし早いし、いろいろ聞きなれない単語が出てくるしで英語は難しかったけど、ある程度予習していったので大丈夫でした。
やっぱりアンドリュー・ガーフィールドは素晴らしかった!
『アメイジング・スパイダーマン』の、という風に形容されるガーフィールドですけど、私にとっては『Boy A』とか『ソーシャルネットワーキング』とかのドラマの印象が強い。何も言わなくても、表情を見てるだけで何を思ってるか分かるよ、というくらい。引き込まれて見てました。

リーマンショック後のアメリカの、不動産状況とか不況でローンが払えなくなった人たちの顛末とかを描いているそうですが、デニスが立ち退きを迫る家々は様々で、あっさり書面にサインし、鍵を渡す移民の女性、息子が通訳しなくてはならない、こちらも移民と思われる母親、老夫婦、幼い子供のいる家庭・・・。
「何もこんな老い先短い老人から家を取り上げなくても・・・」とか思ってしまったり。
デニスが立ち退かせたある一家が、彼の滞在するモーテルに避難してきて鉢合わせるあたりから、物語はデニスにとって悪い方へと転がり始めます。

家を買うって、大変なこと。金額だけじゃなく、いろんな法律や各所が関わってくるし、手続きに時間がかかるし、買い手の思惑と予定だけでは片付かない大仕事。
私は不動産には特に興味はないのですが、ここシドニーは不動産が非常に高額だし、クリーナーでいろんなお宅にお邪魔するしで、そういう意味では興味深く見てました。
思い出の家を買い戻したいと語るデニスに、「家に対して感情を持つな。あれは箱だ(They are boxes)」とカーヴァーは言うのですが、人は家に愛着を持つし、そしてそれに振り回される・・・。そんな後味の映画でした。でもとても良かったです。
DENDY CINEMASにて14:20の回で鑑賞。

日本公開は邦題『ドリーム ホーム 99%を操る男たち』で2016年1月30日より、ヒューマントラストシネマ有楽町他で公開予定。
『アメイジング・スパイダーマン』のアンドリュー・ガーフィールドしか見たことないという人にこそぜひ。
posted by miyuki at 17:58| Comment(2) | FILMS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
面白そう、見たいです。

そう、クリスマスカード、届きました!
立体が可愛くてダイニングに飾ってます、ありがとう!
こちらは年賀状の準備中ですよー。
Posted by ETSUKO at 2015年12月12日 15:04
ETSUKOさま
うんうん、これは面白かったよ、おすすめ。
ちなみに先ごろ、シドニーの家価格平均値は1億円を超えました。3LDKの中古平屋でも、立地によっては1億円!

クリスマスカード無事届いたんだ、良かった。こっちは蒸し暑い年末年始だよー。
Posted by miyuki at 2015年12月12日 17:43
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