2015年06月07日

World Press Photo 2015

World Press Photo(世界報道写真展)2015に行ってきました。
会場はいつもと同じState Library。同じく入場無料で。
パターン仕事とクリーナー仕事と学校とで忙しかったけど、どうしても行きたかったのでどうにか時間をやりくりしました。
wpp 2015.jpg
今年の(も?)大賞作品は物議をかもしたそうですが、個人的にはそれほど興味をひかれなかったのでここでは割愛。

印象に残った写真をいくつか挙げるなら・・・

Act of Forgiveness
Spot News, third prize stories
2104.jpg©WORLD PRESS PHOTO
写真解説によると、イランでは公開処刑が日常的に行われており、被害者の家族がそれに参加し、絞首刑に処される罪人が立つ椅子を蹴る役を果たすこともあるのだとか。
この日、息子を7年前に殺された両親が加害者の絞首刑に立ち会い、被害者の母は椅子を蹴る代わりに加害者の頬をひっぱたくことによって免罪した、とのこと。

AFP通信のニュースで読んでいたので覚えてましたが、こうして大きな組写真で見ると、涙が・・・。
日本語のニュース記事はこちら

Mothers of Patience
Contemporary Issues, Honorable Mention prize stories
Fatemeh-09-waiting-for-her-son-killed-in-the-war-for-27-years.jpg©WORLD PRESS PHOTO
20世紀でもっとも悲惨な紛争の1つに数えられるイラン-イラク戦争(1980-1988)。1万人以上のイラン人兵士がこの戦争で行方不明になったとされているそうです。
若い兵士だった息子をこの戦争で亡くし、遺体すら見つからないまま20数年を悲しみに耐えて生きてきた彼らの母親たちを写した組写真。
私には子供はいませんが、こういう写真に涙するようになったのは、年を取った証拠かなあ・・・。

Crime Without Punishment
Spot News, first prize stories
”処罰なき犯罪”と題された組写真。
jerome_sessini_ukraine_flight_crash.jpg©WORLD PRESS PHOTO
去年7月、ウクライナで撃墜されたとみられるマレーシア航空機の事故で、事故機の被害者(遺体)が空から降ってきて、民家の寝室の天井を破って床に横たわっている写真にはとても驚きました・・・。
そして顔を覆ってうなだれる、住人の若い男性・・・。そんなことがあったんだ。

他には、アフリカでのエボラ出血熱、シドニーにてクリケットの試合中に、ボールが当たったことによって亡くなった若いクリケット選手、中国の開発と環境汚染などなど。

Cold Blood Colombia
Nature, third prize stories
f5zifrrxhv85bvscu2bx.jpg©WORLD PRESS PHOTO
事件・事故以外で興味をそそられた写真は、コロンビアのカイマン(ワニ)皮を生産・加工する工場の写真。
養殖されたカイマンがのどをさくっとナイフで搔き切られ、皮を剥がれて加工され、イタリアでの産業展に出品されるまで、という組写真。ファッション界の人間として興味深かったです。
posted by miyuki at 18:40| Comment(0) | ARTS&EVENTS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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