2015年04月04日

映画『Love is Strange』

映画『Love is Strange』を観ました。

ところはニューヨーク。39年間共に暮らしてきたGeorgeとBenのゲイカップルが晴れて結婚式を挙げるところから物語は始まる。
友人や親戚に祝福され、とても幸せな2人。しかしこのことが音楽教師として働いていた、ジョージの学校(カトリック系)に知れるところとなり、彼は即時クビになってしまう。
収入が減ったことで、これまで暮らしてきたアパートを退去せざるをえなくなった二人は、それぞれ別のところに仮住まいするが、受け入れ先も余分の部屋があるわけでもなく、突如やってきた高齢の同居人によってさまざまな不都合が起こり・・・。

監督や俳優等々、全く知りませんでしたが、あらすじを読んで良さそうだなと思ったので見に行くことにしました。



感想。
特に大きな事件が起きるわけでもない、静かな物語でしたが、とっても良かったです。ゆっくり、じっくりと人物を見つめるようなカメラワークに、観客は登場人物と気持ちを通わせることができるとでもいう感じ。ほっこりしたり、しんみりしたり、結構泣かされました。

ピアノの個人レッスンをしながら次のアパートを探すジョージは、階下の友人(若いゲイカップル)のアパートへ。しかし彼らは連日連夜パーティー三昧で、それが終わるまで、リビングで寝泊まりしているジョージは休むこともできない。
一方71歳のベンは甥家族のアパートへ。そこで甥夫婦の1人息子Joeyと2段ベッドを共有して暮らすことに。Joeyは友人づきあいも苦手な、そうでなくても16歳という難しい年頃の少年。在宅で文筆業をしているジョーイの母も、ほぼずっと家に居るベンに少々困り気味。

このジョーイが物語をしめくくるのですが、彼の、思春期の少年らしい突っ張った感じと、繊細なところが同居した複雑さというのがとっても良かったです。
意志の強そうな眼もとと顎が印象的なCharlie Tahanという少年。今後が楽しみな俳優さんですな。

終盤、イギリス英語を話すIanという青年が出てきて、同じくイギリス人のジョージと会話するシーンがあるのですが、あとで調べたらこのイアン役のChristian Coulsonは、『ハリーポッターと秘密の部屋』で若き日のヴォルデモート=トム・リドルを演じていた人でした!当時23歳ながら16歳のトム・リドルをしていた彼もこの映画では35歳。でも相変わらず若く見えましたが。きれいな英語を話すところと、クールで理知的なハンサム顔は変わらず(でもWikipedia見るまで気が付かなかったけど)。

DENDY CINEMASにて12:10の回で鑑賞。
Easter hoidayの、冷たい雨の降る土曜日だったからか、ロンドンならComden Townに相当しそうなNewtownで観たからか、お客さんはベンとジョージみたいな、ちょっと年齢層高めのカップルらしき男性2人連れが多かったです。
posted by miyuki at 17:24| Comment(0) | FILMS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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