2012年06月11日

長襦袢の話

例の呉服屋さんで長襦袢を仕立ててもらいました。
ほんとは仕立てるつもりなんてなかったんだけど、ふらっと立ち寄ったときに「決算価格で、今なら反物代0円です(+店側としては在庫を減らしたかったらしい)」と勧められ、ま、どっちにしろ1枚くらいはちゃんとした自分サイズの長襦袢持っててもいいかなあと思ってたし、ちょうど青〜鶯色系のぼかしできれいな反物があったので、それで作ってもらいました。我ながら、私っぽい色だと思う。
juban.jpg
明細は
・長襦袢 38,000円(反物代。”店長値引”で△38,000円)
・居敷当 2,000円(裏なし1枚仕立てだけど腰回りの補強として付ける布)
・ガード加工 6,000円(撥水・汚れ防止加工)
・お仕立代(無双) 10,000円(身頃は単で袖だけが二重=袖無双と呼ぶ)
・半衿(冬) 2,000円(冬用半衿つき)
しめて税込み21,000円也。今回は手縫いです。

これを洋服に置き換えて”アンダードレス”だとすると、高く思えますけど。下着なのに手縫いでオーダーメイド。
でも、そもそも着物って形はどれも同じなのに素材や色柄だけが違っていて、しかもある程度のサイズの融通がきいて、色柄や合わせる帯・小物によっては年齢関係なく着られるし、ちゃんとしたものを仕立てて大事に着ていれば、何十年でも着られる。そう考えると高いもんでもないか、と思えるようになってきました。

3/16に頼んで、予定ではGW明けくらいに仕上がってくるはずだったのに5月の末になったから、もうこの長襦袢・・・どころか着物自体、暑くて着られません。留学終わるまで実家で待機だな。
色柄はとても気に入ってます。長襦袢って、なぜかピンク系ばっかりな気がするけど、もっといろんな色味があってもいいのにな。
ま、淡色の着物の時透けて見えないようにっていうのと、着用時に袖口や袂(たもと)・裾からは襦袢が見えるっていう事情があるからなんだろうけれど。
usotsuki.jpg

普段はこんな、袖が付け替えられる通称”うそつき”襦袢を着てます。
うそつきも便利ですけどね。汗かいたら身頃だけ洗えばいいし、気に入った布で袖だけ作って、チラ見せおしゃれを楽しんだりもできるし。真ん中の、ストライプの袖は手作りです。
昔の着物って袖丈がわりとまちまちで、今の標準49cmに対して46cmとか52cmとか結構あるんだけど、そのたびに襦袢をそろえるわけにもいかず、袖丈のために着物の購入を諦めるのももったいないし、そういう時、襦袢の袖だけ作れば応用できるのはとても便利で経済的。
ま、これを着付け教室とかに持って行くのはどうかと思うけど・・・。
袖の着脱方式は、マジックテープだったりスナップボタンだったりするそうですが、マジックテープだとごわつくし、土台を作ってそこにスナップをちまちま縫い付けるのも面倒。そこで思いついたのが、このスナップテープを縫い付けること。ベビー服用のものだからかさばらないし、着脱も簡単。節約+表に響かないように、間を空けて始めと終わり・肩の3カ所に手縫いで付けてます。
シドニーには、ポリエステルの”洗える”襦袢身頃と、換え袖を2種類くらい持って行く予定です。
posted by miyuki at 11:53| Comment(0) | KIMONO | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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