2012年02月16日

きものに挑戦:初めてのおあつらえ

母からきものを譲ってもらった時、小物や帯に混じって、紙にくるまれた新しい反物が1本ありました。
見た感じ虫食いもない良い状態で、しかも渋い色柄が私好み。
夏の間はきもの自体に手が回らず放置してましたが、着られるようになっていろんなものに興味が出てくると、自分のきものが欲しい。これは仕立ててもらうしかない!そう思って、12月下旬、行きつけ(といってもまだ2回しか行ってないけど)の呉服屋さんに持ち込んで相談してみました。
tanmono.jpg・西陣織の小紋
そもそも母のきものは、裄(ゆき:背中心から袖口までの長さ)が短い。背は私の方が5cmくらい高い程度であまり変わりませんが、私は肩幅が広く腕も長い。なので裄丈が足りず、ちと不格好(そして冬は寒い)。
事前にネットで少し下調べをして、手縫い+八掛(足下につける裏地)つきで3万円〜と相場を覚えておいて出かけました。

さてお店で反物を見せて相談すると、縫い方を手縫いかミシンのどっちにするかと聞かれました。
きものと言えば基本は手縫いなんだろうけれど、ミシンは短時間で縫えて、その分お値段も安い。
手縫いにすると後々丈直し等でほどくことがある場合に良い、とのこと。ミシンだと生地に針目が残ってしまうので。
ただミシン縫いにしても直線はミシン、カーブは手縫いになるらしい。時間も手縫いで45日くらいかかるところがミシンなら30日程度、価格は5,000円違うだけ。でも今後丈直しすることもないだろうし、どう縫おうが見た目が変わらないんならその5,000円で他のもの買いたいわ、と思ってミシン縫いを希望。
八掛の色味を表地に合わせて選択。今回は同系色を選び、その分小物や半衿等で遊びを加えられる仕立てにしました。
胴裏・八掛・湯のし・ガード加工・ミシン仕立てというセット内容で、税込み37,590円也。
私の寸法(身長・裄・バスト・ヒップ)も測ってもらい(身長は自己申告、あとは服の上からだったけど)この日は終了。

さて、着丈(多分袖丈も)等々、良く着る長襦袢に合わせるのがよいとのことなので、翌日お店に長襦袢を持参。
ただ、母からもらった襦袢が
1:冬用(袷:あわせ。裏地がついた状態に仕立ててある)
2:冬用、中振袖丈
3:夏用(単:ひとえ。一枚仕立て)
4:夏用、白
とあり、これまで1の襦袢を「着丈が短いなあ」と思いながら着ていたものの、念のため2と比べてみると、2の方が5cmくらい長い。おそらく長めに着付ける礼装用の着方に合わせた着丈になっているんでしょう。
両方持って行って相談すると、「短い襦袢に合わせてきものを作ると、それに合わせて全部短いものを用意しなきゃならなくなるから、実寸(私の寸法)に合わせて作りましょう」ということになりました。せっかく新しく作るんだから、母の襦袢より私の身体に合ったものがいいもんね。
ついでに襦袢の袖丈を短く直すことは出来るか聞いてみると、1万円までで出来るとのこと。ただし反物から長襦袢を仕立てても3万程度でできるそうなので、相談だけして2枚の襦袢はそのまま持って帰りました。自分で直してみようかと・・・。
今着ている1の襦袢も、ところどころシミとかあるし、白とピンクのぼかしに鶴の柄という礼装用の生地なので、これから良く着ることになるであろうカジュアルなきものに合わせて、違う長襦袢が欲しくなるかもだし。
そんなわけで、仕立てを依頼したのが12月27日。

・・・待つこと1ヶ月少々・・・

予定では1月末に上がるはずが、ようやくできあがってきたのは2月13日。
お店はちょうど”小物100円”フェアー中。みぞれの降る寒い日だったので、きもので出かけるのはあきらめたけど、買い物もしようと行って、受け取ってきました〜♪

komon box.jpg・箱入りで納品されました

komon suso.jpgkomon eri.jpg
八掛は表地と同色で。地味に渋く仕上がっております。
広衿の予定じゃなかったんだけどなぁ・・・。着るときメンドクサイから好きじゃない(半分に折るだけなんだけど。着付けがまだ下手だからもたついて苦手)。帯締めは小物100円フェアーにて、105円にて購入(元値は9,240円の正絹)。緑系の帯締めは持ってなかったから、これから活躍してくれそうだ。

お店では当然のごとく、このきものに合わせる帯をいろいろ出してきてすすめてくれたけれど、帯を新調する余裕はないので断る。ま、そんなに強くはすすめられないけど。お金なさそうに見えるのかしら(実際ないけど)。しかし、28万円の値段がついた帯が仕立代込みで5万に、48万の帯は同様に10万まで値引きしてくれるらしいけれど、一体どういう値段設定になっているのであろうか。まだまだ不思議だらけのきものの世界。

「布が余ったら捨てずに返して欲しい」と頼んであったので、端切れで何か小物を作ろうとたくらんでいたのに、10cmくらいしか残らなかったらしく、ほんの端っこしか帰ってこなかった・・・がっかり。ま、端切れでもあれば、合う小物とか探して買い物するとき便利だからいっか。

さて、母の着物と私寸法で仕立てた着物の寸法差を出してみた。

母/私(身長:158/162)
・身丈:160/165
・裄:64/69
・袖丈:49/49.5
身丈とは着物の着丈のことで、基本は身長と同寸だそう。
5cmの差は、おはしょりにすると折り返すことによって÷2=2.5cmの差として現れるだけで、大差ないか。
とにかく裄の寸法差が著しい。5cmって大きい。先日ネットで購入した安い”洗える長襦袢Mサイズ”が、母の着物に合わせると袖口から襦袢が出てしまうくらい、母のきものは裄が短い。

とにかく、自分のきものが手に入ってとっても嬉しいですv 早くこれを来て出かけたい♪
posted by miyuki at 23:43| Comment(0) | KIMONO | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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