2011年06月12日

ロンドン生活を振り返って

ロンドン留学生活の総括として、書ききれなかったこととか、今更思い出した興味深い出来事等々を書いてみます。

・フラット暮らし
渡英して最初に入ったフラットは、留学エージェントにおまかせしたところ。
周囲は住宅地でNews Agent(コンビニ的なお店)やスーパー、カフェといったお店がない。交通の便利は悪いけれど、治安は良い。
個室が広くて日当たり良好、フラットメイト(同居人)は1人なのでバス・トイレもさほどかち合わない。

暮らし始めると交通の便が悪いというのはほんとに不便で、ゾーン3ということもあり、何かきっかけがなければなかなかセンター(ゾーン1)まで出かけない出不精な人になってしまってた。特にこの冬は寒かったし。

結局、とにかくTubeの駅から近いところに引っ越したいと思って4ヶ月半で引っ越し。
この時の部屋探しについてはこちら。今度も同じゾーン3だけど最寄りのTube駅から徒歩5分という近さが何より魅力的だった。
ここでは30代くらいの韓国人夫婦と同居、フローリングできれい、個室は狭いけれど明るくて収納もたっぷり。フラットは商店街に近く、駅とフラットの間でほとんど日常の用事は足りるという環境はすごく気に入ってた。

ただ、実際に生活を始めてみて気づかされることも多々あり、その多くは同居人について・・・。
この夫婦はかなりの夜型。朝はたいてい9時10時まで起きてこず、時には12時くらいまで静かなときもある。それは構わないんだけど、その分夜も遅く、深夜2時3時、時には5時くらいまでテレビ見てる音がしたり。連休で親戚を呼んだりしたら、その人達も含めて3時4時まで騒ぐ騒ぐ。
そしてこの夫婦、2週間に1度くらいの割合で激しい夫婦げんかを繰り広げる。それも夜中に。
奥さんの叫び声、ピシッ!パシッ!という音(おそらく奥さんがご主人をひっぱたいてる)に何度も起こされた・・・怖かった。
さらにこの奥さんは、週末に自宅スパみたいなことをフラットのお風呂でやってしまう。だいたい私が寝る方が早くてかち合わないこともあったけど、始めると2時間近くバスルームに籠もっちゃう。寝る前にトイレに行こう・・・と思ったら奥さんがスパ最中だったりして、トイレはフラットに1つしかないんだから、籠もるときは事前に一声掛けてよ!とか思った。でも思っただけで言えなかったけど。

生活時間帯がずれているとキッチンやシャワーが混み合わなくていい反面、こーゆーいろんな弊害もあったり。ま、普段は2人とも穏やかないい人で、夜中に大騒ぎしたあとは、時々お料理の差し入れをいただいたりはしたけれど。
しかし平日も定時に出勤して・・・という様子は全くなく、一体何の仕事をしている人なのやら不明。友達にそう言ったら「ひょっとしたらヤバイ仕事とかしてるのかもだよ。聞いてみたら?」と提案してくれたけど、結局聞けず、不明なまま。

あと、個人的に男性とバス・トイレを共有するのは今後はもう避けたいなと思った・・・。別に何か迷惑を被ったとかいうのではなかったんだけど・・・。
結論として、どんなに条件が良いフラットでも、特にフラットメイトとの相性は、実際に生活を始めてみないと分からないな、と思った。
それと重要な点として、苦情とかはすぐ言う!言わないと気にしてないと思われてしまうから。「察してもらえる」なんて、日本人的気配りを海外で期待しても時間の無駄。私は元々何でも我慢してしまうタチだから、言えるようにならねばと思う。

ロンドンで暮らした2カ所のフラット共、安全面では全く心配ないフラットで、最初のフラットでは在室中は部屋の扉を中の光が漏れる程度に細く開けておく=ガチャンと閉めないから在室していることが分かる、外出するときは扉を全開にしておく、就寝中は全部閉めるというのが暗黙の了解になっていて、居る・居ないが分かってやりやすかった。次のフラットも扉に鍵はなく、こちらは外出中と就寝中はがちゃんと閉めていたけれど、在室中は同じく細く開けていた。
どっちのフラットも安全なエリア+良識あるフラットメイトだから出来たことかも知れないけど、部屋の鍵を閉めなきゃならないフラットは何かなあ〜と思ってしまう。ってか私のことだから絶対鍵をかけ忘れるわ。まあでも、これも相性で。個室に泥棒に入られなくても、冷蔵庫の食品とかを盗まれる話はよく聞くので。

・音楽・映画事情
ロンドンに行っている間に、すっかり音楽事情に疎くなってしまった。図書館に『NME』と『Q Magazine』があったのでそれを電子辞書片手に読んだりはしていたけど、ロンドンでも市内のHMVは次々閉店、何より悲しいのは店内に試聴コーナーがない。音楽CDよりDVDの方が売り場面積が広い。こちらのDVDはおしなべて日本より格段に安く大体£3〜£5で、みんな買うときは5枚10枚とまとめて買っていく。
そして映画はあまり映画館で観ないのでは?この辺は予想と違っていて驚いた。映画は音楽よりさらに情報収集できなくてこの8ヶ月間に日本公開された映画なんてほぼ全く分かりません。悲しい。

Busker(いわゆるストリートミュージシャン)は、Subway(地下通路)か、Tube構内なら決められた場所で、許可を取って演奏する方式だから、それはよく見た。日本人女性も見たなあ。私がもう一度会いたいのは、2月の中頃Euston駅の構内で演奏していた若い男性。アコースティックギター+左足につけたタンバリンで演奏していて、歌はなし。キラキラとさわやかなメロディと、タンバリンでリズムをとっているのがすごく良かった。そのときは友達との待ち合わせがあったからほとんど素通りしてしまったんだけど、その後同じ時間、同じ曜日に行ってみたけど再会できず・・・”一期一会”という言葉が頭に浮かんだ。アホなことしたわー。

あ、あと友達の友人バンドがパブで演奏するというので見に行った時、彼らの他に何人か別のアマチュアミュージシャンも参加していて、そのうちの1人がものすごく上手でびっくりした!ギター弾き語りでまずAdeleのカバーを演奏。男?女?っていうような深みのある声(男の子だった)。
その後オリジナルと思われる曲を何曲か披露してくれた。とにかく歌が上手い!あとで話してみると16歳とのことでさらにびっくり。Myspaceのアドレスも載ってる名刺をもらったのに紛失してしまったのが残念。
でもロンドンは、あーいう才能がいーっぱい溢れてるんだろうなあ・・・。

・ファッション
渡英したのが10月で、ロンドンでもレギンス・トレンカがポピュラー。ただ、その上にチュニックとかを着ている人は少ない。みんなおしり丸出し。しかもレギンス・トレンカならまだしも、ホントのいわゆるタイツで歩いてる。下着のショーツが透け透けだったりして、なんか着替えの途中で出てきたというかスカート穿くのを忘れたみたいに見えて、慣れるまでは戸惑った。ま、みんな日本人みたいな平らなおしりじゃなくてぷりんぷりんだけど。おしりぷりんぷりん、胸ぷりんぷりん、おなかもぷりんぷりん、ってね・・・。すらっと足長でスタイル抜群な人(そういう人は少なかったけど)も、おなかが鏡餅みたいになってる人でも、おしり丸出しレギンス姿。
春になるとレギンス・タイツ+ブーツという格好から一転して、ミニスカートまたはショーツ(ショートパンツ)にサンダルっていう姿に一変したけど。

日本に帰ってきて思うのは、東京でも若い女性の格好がロンドンとはかなり違う。東京はよくいえば可愛い、悪く言えば幼稚。ロンドンは体型にかかわらずとにかくたいていの人は体の線を強調、そして割とみんな似たような格好をしていると思った。
サイズの選び方からして違うもんね。日本人的感覚からみてジャストサイズ、と思うものよりさらに1サイズ小さい物を選んでそれにむぎゅっと体を入れてる、そんなイメージ。

男性はおしゃれな人とそうでない人がはっきり分かれるかも・・・でも日本でも一緒か。ただ、ロンドンでは可愛いおしゃれ男子はかなりの高確率でゲイですが。私もロンドンで暮らすうち、次第に雰囲気がつかめるようになってきた(あんまり役に立たない能力かもだけど)。
日本は女装してる人はいるけど堂々と歩いているゲイは少ない。ロンドンで女装は見なかったなあ・・・。単に遭遇しなかっただけかも?しかしOxford Streetを歩いていると、仲良く手をつないで歩いているゲイカップルによく遭遇した。

サイズの話に戻ると、イギリス人の平均身長は女性が5'5"〜5'6"(約165〜167cm)男性が5'11"(約180cm)。私は162cm。
レディースのサイズ展開は大体6〜22。私は日本ではアイテムやデザインによって9号か11号か、を着る人だけど、イギリスでは8か10、時々キッズサイズの12歳用を買ってた。
レディースサイズで何が困るって、Tシャツの衿ぐりがひろーいこと。バストが大きい人はそれでいいのかも知れないけど、そうじゃない私はどうすれば!?肋骨の谷間ぐらいしか見せられる物がありませぬ。中にキャミとか重ねるのかもしれないけど、私は重ね着が好きじゃないし。こちらの女性はスリムな人でもたいていバストは大きく、背中も丸くて上体のボリュームがある。

で、キッズサイズに落ち着く・・・と。子供服はデザインがやはり子供向けだからピンクでふりふりでってのも多いけど、探せば見つかる。NEXTやMarks & Spencerは子供サイズが豊富。しかも子供服はVAT(日本の消費税に相当)税率が違うらしく、結構お得に買える。
4月頃、例によってマークス&スペンサーの子供服売り場を物色していると、とってもスリムで背も165cmくらいの華奢な若い男の子が、ベージュのジャケットを試着してる場面に遭遇した。あー、彼のサイズなら子供服だよなあって思った。行ったり来たりしながら鏡の前で何度も試着してるのを見て、私が後ろ姿チェックしてあげましょうかと言いたくなった。
next kids.jpgnext kids tag.jpg・NEXTの12歳用。共に£13〜16

・黒猫はラッキー
「黒猫が横切る」は、イギリスでは吉兆。語学学校でこの話が出たとき、イギリス人の先生以外で黒猫がラッキーと言っている人はいなかったから、ヨーロッパでもイギリスだけなのかな。
逆にアンラッキーなのは「鏡が割れる」「はしごの下をくぐる(←多分単に危険だからだろうけど)」。

・イギリス人は卵を食べない
なぜなら体に悪いと思っているらしい。特に年配の世代では今も根強くそう思っている人がいるらしい。
でも、日本に5年間住んでいたインターンシップのデザイナーは「日本人は世界一長命だから、私も卵を食べるようにした」だとか。
ちなみにイギリスの卵は加熱調理して食べることを前提にして売られているので、生で食べるのはよくないそうな。サルモネラ菌とか、そーゆーのがちゃんと処理されていないんだって。でも私は卵かけご飯で食べちゃいましたけどね。その場合は、おなか壊しても自業自得ってことで。

・拾いタバコ
イギリス人スモーカーは、時に吸い終わって地面に捨てられているタバコを拾う。
きれいな格好した若い女の子も、誰が吸ったか分かんないようなタバコを拾って吸ってるのを見てびっくりした・・・。タバコの値段が高いからなんだろーけど・・・(多分日本の2〜3倍)。
友達の彼氏のイタリア人の友人は、紙巻きタバコにドラッグ入れて吸ってたし(紙と乾燥タバコの葉で手作りするタバコ。割と一般的だと思う)、そんなヤバイのとかも落ちてるかもしれないのに〜〜。
posted by miyuki at 18:15| Comment(0) | LIFE IN THE UK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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