2010年12月28日

Liam Gallagherのブランド「Pretty Green」

今更(?)ですが、元Oasis、現Beady EyeのフロントマンLiam GallagherによるメンズファッションブランドPretty Greenのロンドン路面店を探索しに行ってきました。
設立当初はウェブのみだったのですが、今年の7月にロンドン、秋にマンチェスターとスコットランドのグラスゴーに路面店をオープン。
冬物バーゲンにOxford Streetへ出かけたついでに、いちUKロックファンとしてちょいと足を伸ばして見に行ってきました。

TUBEのOxford Street駅を出てRegent Streetを南へ。Libertyの立つ通りに入り、Libertyの脇から始まるCarnaby Streetをさらに南下。Carnaby StreetはLevi'sとかTommy HilfigerとかBen Sherman、merc等々カジュアル系のお店が建ち並ぶ場所。
carnaby st.jpg・イギリスは25日過ぎてもクリスマスの装飾はまだそのまま
目指すPretty GreenはCarnaby Streetの南東角地。
行ったのが昼前の時間だったのとセールはやってなかったのとでお客さんはまばらでしたけど、とりあえず、店内はリアムだらけ。
pretty green.jpgpretty green2.jpg・リアム×空飛ぶサンタ

Pretty Greenの服を着たリアムのでかい写真が、あらゆる壁にどーんと飾ってあるので、にらまれてるみたいであんまり落ち着かなかった。

商品を見た感想。
元アパレル業界人の端くれとして見てみて、それなりに質の良い商品を手の届く価格で並べてるなあとは思った。
商品は見た限りはほとんどがポルトガル製。なのにわざわざDesigned in Englandとも併記してあるのは自己主張?
ボタンはほぼ全てブランドロゴ入りで、付加価値付けてますねぇ。
裏地に、単品で売ってるスカーフと同じ柄を使ったり、パーカーの内側に色違いのパイピングがしてあったりと隠れたおしゃれがされている部分もアリ。白いパーカー(イギリス英語ではHoody。Parkerはモッズコートみたいなのを指す)がかわいかった。そして意外にジーンズがいっぱいあった。
ボタン付けが雑だったり、シャツの袖下と脇線を一気に縫う縫製だったり(通称”シャツ縫い”。縫製は簡単だけど服が平面的になってしまう)、気になる点はありつつも、いいんじゃないでしょうか。

ただ、このブランドの致命的なところは、新しさがないことだと思う。
ブランドコンセプトがリアムの好きな服というところに端を発していると思うんだけど、彼が好きなものって、つまりすでに存在している服ってことで、これってタグをBen ShermanとかFred Perryとかに替えても誰も気がつかないんじゃない?って、ウェブサイトを見ていた時から思ってた。価格帯も多分同じくらいだし、客層も共通してるんじゃないだろうか。
そして今日実際に服を見てみて、デザインだけじゃなくサイズ感もなんだか古いと思った。まさに、リアムがいつも着ているような、だぼっと、ばさっと着る感じ。ジャケットとかコートの袖が太い、肩幅が広い。
しかし、Drapers誌が選ぶ'Menswear Brand of the Year 2010'に選ばれてるんですよねー。お店の入り口横にもこのステッカーが貼ってあったし。ま、トレンドとは関係なく定番的な服を、リアムの名前を冠して売るっていう意味ではその通りなので、いいのかなあと。ただ、”このブランドでしか買えないもの”、というのはないように思う。まあでも上に上げた2ブランドも定番な服のイメージがあるけど。
あと個人的に、ブランドのロゴマークがいまひとつ・・・。
ファッションでも、普段の毒舌並に、がつんと驚くようなことやってみて欲しいなあ。

地下フロアに降りる階段が、段の真ん中がすごくすり減っていて歩くのに危ないくらいになっていたのは何だったんだろう。それだけの人の行き来があったということか、単なる手抜き工事(?)か?
posted by miyuki at 04:12| Comment(0) | FASHION | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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