2010年07月08日

ロンドン語学留学準備−−ビザについて−−

イギリスに行こう!と決めてから、日誌風に順を追ってメモを書き留めています。
それを遡りつつ、ビザの準備やら何やら情報収集に何かと苦労したので、これから同じような道を辿る人のために少しでも役に立てばいいなあと思いながら書きます。
(1£=145円程度で換算しています)

イギリスへ行こう!と決めたのが2009年10月末、行く方法について具体的に考え始めたのが年末くらいかな・・・。
まずイギリスへ行く際に必要なビザについて。
前回の記事にも書いたように、はじめは就職できるビザを取得しようと思っていたのですが、とにかく渡英にあたっての情報収集に苦労しました。

現在、イギリスで労働しようとするときに必要なビザの取得条件はTierというポイント制になっています。
詳しく書くと長くなるのでものすごく簡潔に。詳細は後述するサイトを参照してください。

大卒でないと難しいTier1と、いわゆるワーキングホリデービザのTier5は条件が合わないのでパスし、私が申請出来るとしたらTier2。
これは昔のワークパーミット(労働許可証)で、現在は

A:スポンサーシップ+学歴+見込み給与でトータル50ポイント
B:英語力で10ポイント
C:生計力で10ポイント
の合計70ポイント以上で申請出来ます。

私の場合、英語力(後で詳しく書きます)と生計力(申請時の預貯金額)は大丈夫ですが、問題はセクションAの3条件。

学歴は、英国での学歴のことなので、たとえ日本で大学を出ていても考慮されない模様。
英国での学歴は高卒の場合からポイントが発生しますが、この辺り諦めてて詳しく調べてません。

見込み給与はスポンサー(雇用主)が私に対して払う1年分の給与の額。多いほどポイントが高くなりますが、一体どのくらい見込めるのか・・・。私の場合、学歴でポイントが付かない分、この見込み給与で稼がなくてはならず、そうすると最低でも£28,000(420万円)〜必要。

スポンサーとは英国での雇用主のこと。
スポンサーを見つけるためには・・・
Jobサイトなどに自分のCV(Curriculum Vitae=履歴書)をアップロードする、もしくは直接企業宛に送るなどしてアピール
→面接(英語ではInterviewという)してくれる企業が見つかるとする
→渡英して面接をこなす
→あわよくば採用・・・
と、おそらくこういう段取りを踏まなければならない。

そもそも、今の私の英語力で、無事に英語面接をパスして就職先を見つけることができるのか? そして採用してもらえたとしても、ビザ申請に必要なポイントが取得できるほどの給与を払ってもらえるのか? さらに、万一採用してもらえたとしても、そこが自分にとって相性の良い会社だと、この乏しい英語力で見極められるのか?
また、採用されたものの途中で解雇されたらどうする? 一度でもおかしな(不自然な)理由でビザの許可期間中に帰国したりした場合、次のビザ申請はさらに難しくなるという噂だし・・・。

3ヶ月近く悩みましたが、その頃インターネットを通じてある日本人学生さんと連絡を取ることが出来、いろいろと助言をもらいました。
その人は、ロンドンの有名な美術学校Central Saint Martinsでファッションを学ぶ学生さん(この春に卒業)で、在英4年以上。ロンドンのアパレル業界事情、パタンナーの働きぶりなど教えてもらいました。
それによると、パタンナーという職業は専門性が高い(と言われている・・・自分ではあまり実感がない)ので、特に日本人パタンナーは重宝されているらしい。が、不況なのはロンドンも同じで、フルタイムで雇われているパタンナーはごく少数だとか。それも、仕事を得ているのはもともと労働できるビザを持っている人ばかりらしい。

いろんな求人サイトを見ていると、Permanent(正社員)として£30,000〜という条件で募集されているパターンカッター(英語ではパタンナーのことをこう呼ぶらしい)もありますが、おそらくそういうのはブランドに1〜2人の、チーフクラスの人材なのでしょう。

なので、何らかのビザを取得してまずは渡英し、いろんなところに自分をアピールして採用の道を探す、というのが良いのではないかとアドバイスしてもらいました。
イギリスという国は常識に囚われず、興味を持ってもらえたら雇ってもらえる可能性も大いにあるという話なので、前例がないからと諦めず、そういう可能性に賭けてみるつもりです。

そして辿り着いたのが、学生ビザで渡英し、語学の勉強をしながらアパレル業界にツテを作って、半年後のTier2ビザ取得につなげる、という方法。
やはり、いきなりスポンサーを探すという道よりは無理がないと思う。

学生ビザはTier4。
6ヶ月以上の滞在に必要で、語学学校の学生なら1週間に10時間までアルバイトすることもできます。この「アルバイトできる」という条件が私には重要!

必要なポイントは
1.スポンサー・ライセンス30ポイント
2.メンテナンス10ポイント

学生ビザでのスポンサーとは学校のこと。入学許可がもらえたら、同時にCASという番号が発行されます。この番号がビザ申請に必要。UKのホームオフィスはこの番号で留学生1人1人を管理するらしい。
スポンサーライセンスを証明できる学校は限られており、UK Border Agencyのサイトに一覧表が載っていてAとかBとかランクがついています。行きたい学校があってもこの一覧表に載っていなければスポンサーになってもらえない=ビザがもらえないということになります(ただし6ヶ月未満の留学なら学生ビザなしでも可能。が、その場合アルバイトは不可)。
また英語力が一定以上ないと入学許可がもらえません。英語力はCEFR(Common European Framework of Reference for Languages)のB1以上(TOEIC(L&R)550/(S&W)240点以上、IELTS3.5〜4.5以上)と決められていますが、学校により線引きは多少異なるようです。

ちなみに、労働のためのTier2ビザで必要な英語力は、CEFRでA1以上。TOEICでL&R 120点以上、IELTSで1.0〜2.5以上・・・と、かなり低い基準となってます。
これを知った時は「これから語学を勉強しようとする学生より、イギリスへ行って働こうとする人の英語力の方が低くてもいいんだろうか・・・」と不思議に思いました・・・。

そしてメンテナンスとは、貯金のこと。
「私はたっぷり貯金があるので、イギリスに行っても自分の生活は貯金でまかなえます。生活のために働いて、イギリス人の雇用機会を奪ったりしません」という意味合いがあるそうな。
なので、かなりのお金が必要。
ロンドン市内の場合で£800(ロンドン以外なら£600)×滞在月数分。1ヶ月12万円程度。
その後の就職のことを考えると、私は半年と言わずもっと滞在したいところですが、懐事情から6ヶ月ということになりました。
アルバイト収入はあてにならないし、やはりこれぐらいは準備しておかないとなあ・・・。
イギリスは物価が高いですしね−。それは旅行で身に沁みました・・・。

ビザに関する条件はしょっちゅう変わるので、常に情報をチェックしておかないとなりません。
参考にしているのは以下のサイト。

UK Border Agency
英国国境局。サイト内が非常にややこしく、迷路のようです。が、最終的にここに書いてあることだけが正しいと思っておかなくてはなりません。日本語のページを参考にしていても、ちょっとした日本語訳の間違いが問題になる可能性もあるため、要注意。

VFS Global
通称UKビザサービス。日本でイギリスのビザ発給手続きを管轄しているところ。
メールなどで問い合わせることは出来ますが、親切な解答はあまり期待できない・・・。

ビザサービス
おそらく一番大手の、UKビザ取得サポートエージェント。
かるーく問い合わせしてみましたが、「コンサルテーションは£80となっております」という一辺倒な返信が来ただけでした。実績はあるところみたいなのでいつかお世話になる日が来るかも知れませんが、今は情報収集源としてのみチェックしています。

余談ですが、労働に関するビザの情報を探していた当初、自力でビザ申請は難しそうかと思い、ネットで見つけた法律事務所(イギリス南部にあり、日本人スタッフが常駐している)に相談したところ、私が必要とするサポートの段階に応じて4万円〜26万円という弁護費用を提示され、目玉が飛び出そうなくらいびっくりしましたー。法律事務所に相談するって、お高くつくのね・・・。

さて、いよいよ学生ビザの取得に向けて準備をすすめることになりました。次回に続く・・・。
posted by miyuki at 00:39| Comment(2) | TrackBack(0) | STUDY IN THE UK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いよいよだね!
しばらく会えないと思うと寂しいな。

けどイギリスで生き生きと働くみゆきちゃんの姿を想像して、あたしもがんばるわ☆

そしていつか遊びに行きたい!

準備忙しいと思うけど、
出発前にご飯食べに行こう〜


Posted by mikon at 2010年07月09日 11:28
mikonさん
久しぶり!コメントありがとーv
まだまだ時間があるつもりでいたけど、準備とかしているとあっという間に出発日になりそう。

私も寂しいけど、お互い頑張ろう!
ご飯、食べに行こうね−。また連絡しますv
Posted by 樫田みゆき at 2010年07月10日 18:01
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