2010年06月06日

IELTSテスト

国際的な英語能力検定試験であるIELTS(アイエルツ)を受けてきました。

日本ではあまり馴染みがないかもしれないこの試験、まず何と言っても受験料が高い(24,675円)。
そして会場について感じたのは、TOEICと違って外国人受験者の割合が多い。非英語圏の人達と見られる、東南アジア系の人が多かったです。中国・韓国系の人もいただろうから3割くらいは外国人だったのでは。

IELTSの試験に於いて「ID(身分証明書)」と言えばパスポート。
この日、パスポートを忘れたために受験できなくなった(と推測される)大柄な外国人男性が、スタッフの女性と英語で激しくやりとりしてました。

持ち込める物に関する基準も厳しく、鉛筆(シャープペンシル不可)、消しゴム(カバーは外す)、透明なペットボトルに入った水(水以外不可。ラベルは外す)、パスポートのみ。ハンカチやティッシュも駄目で、必要な人には会場内でスタッフの人がティッシュを渡してくれます。鉛筆も、合図すれば試験中にしゃりしゃりと鉛筆削りで削ってもらえます。

そして、テスト会場に入ると試験の説明などは全て英語で行われます。約3時間の試験中は、ちょっと日本じゃないみたいでした。
でも英語で説明してくれる試験官は、私の教室は男性(もちろん日本人)だったのですが、それほど下手ではなかったけれどかといって決して流暢でもなく、日本人の英語で足りないところって、アクセントと抑揚と、発音だなあと思いました。
発音が少々不確かでも、抑揚とアクセントがないと結構聞き取りづらい気がする。私も気をつけなくちゃ。

解答用紙には名前、受験番号、受験場所の他、母国語、Academic Module (主に英語圏の大学を受ける人用)かGeneral Module(英語圏での生活、労働のための一般英語)か、受験するテストのタイプも書きます。私はGeneral Moduleで受験。

さて、テストは記述式で、まずはListeningが30分。TOEICと違って問題用紙に書き込んでよいので、聞きながらメモし、あとで与えられる回答時間に、別紙の解答用紙に書き写します。

やー、かなり手こずりました。4カテゴリ40問だったかで、会話を聞きながら空白を埋める形式のものも難しかったですが、美術館の見取り図を見ながら、学芸員が解説する各部屋がどこに位置するのか回答するものがほとんど分からず、無念。
IELTSの英語は国際的な英語が考慮されているそうで、アメリカ英語ばかりではなく、例えば後のWritingのテストではfilmとcinema(どちらかというとイギリス英語。アメリカ英語ならmovieとtheater)という風に出てきたり、ほほうと思いました。

続いてReadingが60分。これも難しかった−。
とにかく時間が足りないので、まずは質問を読み、関連するところを探すように問題文を拾い読みするのですが、それだとやっぱりちゃんと理解できなかったりして、回答欄を埋めてはみたものの不確か。

旅行案内のパンフレットを読んで、何が代金に含まれているのか答える問題と、イベント案内の広告を読んで、こういう内容のものを勧めるにはどのイベントが良いか解答するもの、あとは求人票みたいなもの、カエルに関する雑誌記事みたいなもの、だったかな?

私は1問目から解き始めたものの、求人票の辺りであせってきて、ざっと後ろまでページをめくったらカエルの写真があったので、あ、こっちからやろうと取りかかり、最後のこの問題だけ全部それなりに出来ました。
モリアオガエルじゃないけれど、木の上に住むカエルの話で、英語はよく分からなくても蛙の生態が分かるから解答できた質問もあったり・・・他で出来なかった分ちょっと助かりました。いや、これじゃ英語力の判定じゃなくて、単なる生物学の試験みたいだけど・・・。

最後にWritingのテストが60分。これがひどかったー。
Task1・2と2問あり、Task1は150語以上、Task2は250語以上の文章を書かなければなりません。
事前に案内がありましたが、Task2の方はTask1の2倍の配点となっているので、そっちにより力を注いで書いてください、とのこと。
どれだけ正確で良い文章を書いていても文字数が不足していれば減点されるらしい。

Task1に20分程度使って書くと良いとのことだったので、まず1問目にとりかかる。
お題目は「あなたは映画を見に行ったけれど、楽しめませんでした。何の映画を見たのか、何が楽しめなかったのかその理由、そして改善策を内容に含めて、支配人宛に手紙を書いてください」というもの。
私にとって難しいシチュエーションではないので、手から出任せでつらつらと書き上げました。

さて、残り40分でTask2もやっつけるぜ!とページをめくると・・・
お題目は「Travel to and from work is becoming difficult for many people. To help this situation, employers should allow their workers to do some of their work from home...云々」というもの。
意味が分からなくて何度も読み返したので憶えてしまった。

”Travel to and from work(通勤)”と” work from home(在宅で仕事)”がしばらく理解できず、考えている内にどんどん時間が過ぎ、・・・それに対する解決策等を自分の経験を交えて書け、という問題でしたが、結局、都会の通勤は大変です、という辺りを書いただけで終わってしまいました。50文字分くらいしか書いてないなあ。
あーひどかった・・・。かーなり消耗しました。疲れた・・・。

そして翌日曜日、今度はSpeakingのテスト。
こちらはマンツーマン形式でのインタビュー。3つのパートに分かれていて、@自己紹介 A試験官から与えられるお題目について1〜2分のスピーチ BAに対する試験官とのディスカッション、という内容。

Aのお題目が、私にとって話しにくい内容だったらキビシイなあと思いながら、せめて@はつつがなく出来るようにせねば、とMy name is・・・からぶつぶつと家で練習し、会場に向かいました。

テスト自体は15分程度で終わるものらしく、試験時間の20分前に集合することになっていて、着くと受付、待機場所で待ちます。
待機場所に試験官(日本人ではなくネイティブの外国人試験官)が、それぞれ受験者の名前を呼びに来る方式のようだ。

受験番号順に呼ばれるのかと思ってぼーっとしていたら、10分程度待った辺りでふいに名前を呼ばれ、試験の行われる個室へ。
どうやら15〜20室ある部屋毎に受験者が割り振られていて、てきぱきすすむ部屋とゆっくり進む部屋とあるみたい。
私の試験官は、ジェイスン・ステイサムを学者風にしたような男性でした。
「Hello, how are you?」「Today is beautiful day」とか話しながら、廊下を歩いて試験の部屋へ。

パスポートでIDチェックし、試験官がICレコーダーのスイッチを入れると試験開始。
まずは自己紹介。仕事の話をした辺りで、途中から試験官が質問を挟んでくるので、それに答えながら話します。
が、最後になぜか料理について質問され、料理が好きではない私は答えに苦しむ羽目になってしまいました・・・。

続いて第二のパート。与えられたお題目は「子供時代に通った学校について」。カードに印刷されたお題目と、メモ用紙、鉛筆が渡されるので、1分以内でスピーチの準備をします。メモを渡されても1分だったら書くほどのこともなかったですけどね・・・。
私が通った小学校について話すことにし、当時市内で最大規模の学校だったこと、父も祖母も通った歴史ある学校であること、クラス分けが「123」ではなく「いろは」だったこと(事実です。ちょっと自慢v)、仲の良い友達といろいろいたずらしたことなど話しました。

そして、ディスカッション。これが難しかったー。
「市内で最大規模の学校だと言ったけれど、大人数のクラスと少人数のクラス、どっちが子供にとって良いと思う?その理由は?」とか「なぜ教師は子供にものを教えるという職業に就こうとするんだと思う?」とか「教師という職業に求められる人間性とは?」とか、すんごく聞き取りやすい標準的な英語で、非常にゆっくりと話してくれるのだけど、私が言葉が出てこない。
「patience(忍耐強い)」が言いたかったのに出てこなくて、度々沈黙してしまった・・・。

割とあっという間に時間が来て終わってしまったけれど、ああやっと終わったという気持ちと、これじゃ不満です!という気持ちとが半々な状態で会場を後にしました・・・すごく疲れた週末でした・・・。
posted by miyuki at 20:15| Comment(0) | TrackBack(0) | ENGLISH | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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