2009年04月04日

『テオ・ヤンセン展−新しい命の形−』

『テオ・ヤンセン展−新しい命の形−』を見てきました。
フリーマガジンR25で紹介されていてこの展覧会を知り、公式サイトでその造形に驚き、わくわくしながら出掛けました。
theo-jansen-animaris-percipiere-11.jpg

テオ・ヤンセンはオランダの造形作家・・・ということになるのでしょうか。大学で物理学を専攻していましたが、1975年にその研究をやめて画家になりました。1990年から「ビーチアニマル」を作り始め、2007年には彼の作品を使用したBMWのCMが放映されました。



「ビーチアニマル」とは、彼が創造する”生物”の名前で、その体は黄色いプラスティックチューブで出来ています。
19年の時をかけて少しずつ進化したビーチアニマル達は、やがて電気やモーターの代わりに風を動力に変換し、自ら歩きまわり、危険を回避するという”脳”も備えるようになったとか。

疑似生命体を創造しているテオ・ヤンセンの、現代における一種の”神”であることに対する苦悩だとか何だとか、会場でもらったリーフレットにはちょっと「?」なことも書かれていましたが、安価なプラスティックチューブという基本的に1つの素材だけでこれだけのものを作り上げた、熱意というかオタク魂というのかに、驚きです。

特設会場内は体育館程度の広さで、その中に10体ほどのアニマル達が展示されています。”現存”しているのは手前に展示されている2体だけで、それ以外は死を迎え”化石”となった歴代のアニマル達。
また土日祝には、一番大きな「アニマリス・モデュラリウス」が実際に動くところが見られるデモンストレーションが1時間毎に行われます。そしてもう1体の「アニマリス・オルディス(下の画像)」は来場者が自分で動かすこともできます。
Animaris Ordis.jpg

私が到着したとき、ちょうど12時のデモンストレーションが始まったところで、大きな体が歩き出すと場内から「おぉー」とどよめきがわきました。不思議な迫力でした。

会場の左右の角には、テオ・ヤンセンの工房を模したコーナーが設けられ、手作りの道具や作りかけのパーツなどが見られます。
反対側ではアニマル達のパーツが展示され、それらは手に取って見ることが出来ます。
数カ所に設置されているモニターでは、DVDが映されていて、歴代のアニマル達が紹介されています。

期間は12(日)まで。入場料は一般1,500円。公式サイトから100円割引クーポンが入手できます。
posted by miyuki at 20:56| Comment(0) | TrackBack(0) | ARTS&EVENTS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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