2009年03月15日

「ポワレとフォルチュニィ」展@東京都庭園美術館

先日、山手線に乗っているとき、ふとポスターを見かけて知ったこの「ポワレとフォルチュニィ」展に行ってきました。
場所は山手線目黒駅から徒歩数分の東京都庭園美術館
photo200901.jpg

20世紀初頭のパリで活躍したポール・ポワレとマリアノ・フォルチュニィ。
コルセットで理想的な体のラインを作り、それに体を当てはめて絢爛豪華なドレスを着るというのがまだ主流だった当時、ポワレの直線的で気安く着られるドレスは、女性に新しい洋服の着方を提案して成功しました。
”モードを変えた男”として、近代ファッション史に欠かせない人物、だそうです。って、私は名前しか知りませんでしたが。
一方フォルチュニィは、テキスタイルデザイナーとしてのほか、舞台照明、彫刻、絵画などの分野でも活躍した人物だとか。
彼の、”デルフォス”と呼ばれる、シルクに細いプリーツを施した一連のドレスは、現在でも再現が難しい位の加工だそうです。

ポワレの作品は東洋趣味(当時のパリで流行していたジャポニズムやら中近東風味)の生かされた民俗調なドレス、フォルチュニィのドレスは、”デルフォス”ドレス、と、共に直線的な、貫頭衣にルーツを辿れるようなもので、パタンナー的視点から見て単調でした。その意味でも期待しすぎていた私。
つい裾線を確認して、「胸ぐせが全部裾に展開してあるから、前下がりが不足しているなあ」(=バストの高さを、ダーツを取るなどして立体的に処理してないので、高さ分が不足して、後ろよりも前の方が裾のラインが上がっている)なーんて、確認してしまってました。
yakai.jpg

最後にヴィヴィアン・ウエストウッドの作品が1点展示されているのですが、私が見たときは黒のシンプルなトップスにパッド付きのショートパンツといったもの。もっとパンキッシュなコスチュームが見られるかと期待していたのになあ。
会期の前半と後半で、展示品を替えているらしいので、前半だったら違うものが見られたのですが。

うーん、期待していたよりは展示点数が少なかったです。なのにこの美術館は、旧浅香宮邸→その後迎賓館ということで、あまり広くなく、展示も1階と2階に分かれていて、うろうろ歩かされました。シンプルな外観に反して内装はなかなか豪華で、さらに展示のテーマが”夜会”ということもあり、赤絨毯の上を歩いて、優雅な気分になれましたが、ちょっとあっけなく終わった感じ。

名前の通り庭園は立派だそうですが、私が行った土曜日は小雨の降る寒い日で、庭園を堪能する気分にはとてもなれず。もっとあったかい時期に来たなら、庭も楽しめたかもですが。
posted by miyuki at 21:03| Comment(0) | TrackBack(0) | ARTS&EVENTS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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